「テムレス」でバイク

バイク用のオーバーグローブとして、ショーワグローブの「テムレス」を買ってみました

防水・透湿のゴム手袋です。
鮮やかな青色でゴム手袋感がハンパないのですが、透湿性があります

ゴム手で透湿は稀有です。透湿性があるゴム手は「テムレス」以外知らないので、安いから買ってみました

テムレスの透湿性

テムレスの透湿度は、1157g/㎡ です。
ゴアテックスの13,500g/㎡の10分の1以下ですが
普通のゴム手袋透湿度50g/㎡の23倍以上湿気を通します 
ちょっと微妙な透湿性です


室内で装着すると、涼しさが無くなります。

夏だとは、雨が上がったら直ちに外したくなる感じです

冬は大丈夫かもしれませんが、手に汗をかく状況で長時間使っていると汗が手で濡れると思います。


テムレスの防水性

バケツの水に手をいれて、水の中で雑巾を絞っても水が染みてこない防水性があります。

縫い目から水が染みてくる心配がありません

手首まで長いので、レインスーツの奥まで手ぶくろ入れると、手首からの浸水しにくいです

使いやすさ

濡れてもツルツル滑んらないし、内側も滑らないので、アクセル、ブレーキ、クラッチの操作に不安がありません
ちょっと滑らなすぎな感じです

二重構造になっていないので、内側が裏返って外側と分離してしまう心配がありません 。
裏布+発砲ウレタン+防水ウレタンの3層構造だそうですが、3層が一体化していているので、層がはがれることがありません。
脱ぐときも安心して裏返してしまえます

重ねても大丈夫

テムレスの中でグローブが滑って動く感じがなく、フィット感は良好です
テムレスの外側も滑りにくく、ハンドルやレバーに張り付きます
張り付きが強くて、少し滑らしながらのレバー操作がしにくく感じもややあります

テムレスの耐久性

油や洗剤に強いので、性能劣化しにくいです。

素材自体に撥水性があるので、使っているうちに水を弾かなくなることがありません撥水性を保つために撥水スプレーをしなくても大丈夫です

油汚れ、路面からの泥水、泥はねなども気になりません。 
性能劣化しないし、シミもできず、汚れもしません。

縫い目がないので、縫い目の防水処理が劣化する不安がありません

安いので、ダメにしたら買い替えれば良いので、1万円の手袋を大事に長く使うより気楽です

サイズは厳しい

「テムレス」の最大サイズはLLです。普段、グローブはLサイズですので、LLを買いました。

LLの大きさは、手の平まわり24cm、中指8.3cm、全長(中指の先から袖口までで)28㎝ と袋に書いてありました

モトクロス用の手袋(Lサイズ)の上にLLの「テムレス」をつけることは出来ました。プロテクタのある手袋も夏用ならなんとなりますが、プロテクターがゴツイ手袋だと、オーバー手袋としては小さすぎます

冬用の手袋の上からテムレスのLLサイズをつけることは、小さすぎて無理でした 
プロテクタ有はもちろ、無しの冬用でも、入りません

サイズがLLまでしかないのは残念です。 
「テムレス」の3LとかXXLとかのサイズが欲しくなります

ピッチピチ

一度つけると「テムレス」と下のグローブが分離しにくくなるので、グローブと「テムレス」を一緒に脱着するほうが楽です


テムレス・ブラックは雪山仕様

黒の「テムレス」も2種類発売されていますが、値段は青いテムレスの4倍、2000円くらいします。

  • TEMRES Winter:寒冷地でのゴムの性能を良くした製品
  • TEMRES 02 Winter:寒冷地対応に加えてカフ (袖口をキュッと閉めるヒモ)が付いた製品
どちらも、値段が4倍になのは寒冷地、雪山対応になったからのようです。

TEMRES 02 Winterのカフは、袖口から雪が入るのを防ぐための雪山仕様です
バイクならレインスーツの下に袖口を入れてしまえますが、雪山では袖をまくってオーバー手袋を袖の下い入れることはあまりしないようです

雪山仕様ではない、安価なテムレスは、青以外ないようです。
鮮やかな青色は、見た目が、もろにゴム手袋なので、かなり痛い見た目です
ゴム手袋であることを、大声て主張している色です