「YAMAHA」カテゴリーアーカイブ

YAMAHA セロー

SEROWの海外版「XT250」でモンゴルを走ったインプレです
モンゴルでセロー at ナライハ近郊の峠
セロー@モンゴル、ナライハ近郊の峠にて

オフロードをタフに走る

モンゴルの泥沼にはまったセロー
モンゴル テレルジ国立公園の泥沼
雨で泥沼と化したモンゴルの道を行くセロー
雨後のモンゴルの道
タイヤ半分くらいが水や泥に埋まっても、川を渡っても、エンジンが水を吸ったり、何かが動作不良になることなく、セローは元気に走りました、オフ車なんで当たり前でしょうが頼もしかったです 何度か倒しましたが、修理不能な状態になることもありませんでした。
転倒でフルード漏れ

右のハンドガードが、ブレーキフルードのリザーバータンクにつながっているリザーバータンクホースを、下から押し上げて、ホースをタンクに接合するネジを緩めてしまい、ブレーキ・フルードが漏れました。

漏れは、レンチで締めて簡単に止まりました。 ハンドガードのステーが、持ち上がると、リザーバータンクホースに当たる状況できませんでした。

パンク

岩にガツンとぶつけて、チューブが切れてパンクしました。 セローは全く悪くありません。

低速トルクが厚い

低回転でのトルクがたっぷりあって、深いぬかるみを時にとても嬉しかったです

100km/hは苦しい

モンゴルの幹線道路(ウランバートルーナライハ間)
モンゴルの幹線道路(ウランバートルーナライハ間)
荒れたダートを100km/h超ですっ飛んで行くレーサーのような高速性はありません アスファルトの幹線道路でも、100km/h超で走っている四輪の流れ乗って移動するのは苦しいです 緩やかな上りになると、フルスロットルでも置いて行かれます

立っても、座っても楽

スリムなボディ

テレルジ国立公園の川にて
テレルジ国立公園の川にて

車体の幅がスリムなので、ステップにスッと立てます。 大きく開脚する必要がありませんし、何かが足に当たることもありません。

低くて長いシート

余裕でカカトまで両足がつきます。 WRよりだいぶ低いです。

前後に長くフラットなシートなので、着座位置が自由です。 座る位置が限定されないオフ車らしいシートです。

日本のセローとXT250の違い

 
セロー(XT250)@モンゴル、テレルジ国立公園
XT250、モンゴルのテレルジ国立公園にて
私が気付いた日本のセローとXT250の違いは以下のとおりです。
  • クランクケース左前方にある排ガス規制対応用のキャニスターが、XT250には無い
  • XT250は、ヘッドライト下部に、スタックバーが無い
  • リヤフェンダーとテールランプのデザインが違う
  • シュラウドのロゴが、XT250 になっている
ナンバープレート無し

レンタルしたセロー(XT250)に、ナンバープレート有りませんでした。 ナンバー無しでウランバートルの街中などの公道も走りました。モンゴルの法律的にはOKなんでしょう、たぶん。

バックミラーも、取り外されていました。

YAMAHA Tracer 900

10日間3450㎞のツーリングをした時のトレーサー900(2018年型)のインプレです

モードSTD, A, Bで性格が変わる

  • モードBは、もっさりしてます。
    バイクが柔らかくグニャとした感じがする走り心地です。
  • STDモードだと、しっかりします。
    バイクにピシッと芯が通った感じで快適です。
  • モードAだと、快活です。

モードは走行中に左手のスイッチをワンプッシュすると切り替わります。
走りながらモード切替えてみると、モードSTD, A, Bの性格が違いが歴然とわかります。

モードBもアリですが、STDやAで走るとBで走りたくなくなるほど、STDやAが快適です。
STDモードで充分に大人しいので雨でSTD、晴れでモードAでした。

TCSは、1かOFF

トラクションコントロール(TCS)は、OFF、1、2の3段段階です。

TCS=2だと、エンブレの効きもマイルドになる感じでした。

コーナーでアクセル戻してもエンブレの効きが悪いので、ブレーキを多めに使う感じがするTCS=2は好きになれなかったので、1かOFFで走っていました。

シートは高め

シート高は、2段階に調整できます。

低い位置で850mm、高い位置だと865mmです。

股下84cmの足だと、シートを低い設定にしても、両足をつくとカカトが浮きます。

高速走行快適

新東名の120㎞/h区間の走行も余裕です。加速も、減速も、車体の硬さも、不足不満はありません。

エンジン出力は電気モーターのように滑らかで、振動も音も静かです。エンジンが背伸びしてる感じにはなりません。

真直ぐ座る乗車姿勢なので、風は受けます。

シールドの効果は限定的

シールドは、高さ調整が工具なしでワンタッチでできます。

一番高い位置にしても顔には風が当たります。
頭を下げてもシールドでカバーしきれません。

ブレーキは自然

ガツンと減速しても、不安なく減速しています。

MT-09のように、フロントが沈み過ぎて前のめりになることはありません。
ABSの介入に不自然感もありません。

超低速はざらつく

2000回転以下で、最徐行で走っていると、滑らかなトルク感が無く、ざらつく感じがあります。鼓動感があるとも言えますが、超低回転の時だけです。

ハンドルはコンパクト

ハンドルの幅は、85cm。95cmあったMT-09より10cmも短くなっています。

MT-09にように、胸を開いてハンドルを握る感じは無くなりました。

右グリップ側には、オイル。左グリップ側にはETCがくるので、ハンドルにカメラやスマホを装着するスペースがあまりありません。

シート下は狭い

シート下には車検証くらいしか入りません。
ETCユニットも入らなそうです。

燃費は20㎞/lくらい、満タンで350㎞

ガソリンタンクは、18リットルです。

満タンで、360㎞くらい走れます。

高速道路をおとなしく走っているだけなら、燃費は30㎞/lくらいにはなります。

クラッチは軽い

10日間3450㎞走りましたが、クラッチを握る左手が疲れることはありませんでした。

スマホでエンジン調整

YAMAHAの「パワーチューナー」がスマホアプリになりました!

パワーチューナー(専用端末)
パワーチューナー(専用端末)
アプリ化したパワーチューナー
アプリ化したパワーチューナー

今まで「パワーチューナー」は専用端末でしたが、iPhoneやAndroidで動く、誰でも無料でダウンロードできるアプリになりました。

スマホとバイクをWi-Fiつなぎ、スマホでエンジンのセッティングができます。
バイクのエンジンがWi-Fi対応!

燃調マップ100種類

初燃料噴射量と点火時期の燃調マップは、3種類プリセットされていて、切り替え可能

スマホの画面上で自分オリジナルの燃調マップを作り100種類まで保存することが可能 続きを読む スマホでエンジン調整

YAMAHA BOLT

ヤマハのボルトで、900㎞ほどツーリングしてみて感じた、BOLTのインプレションです。

ODDメーター3㎞の新車でしたが、遠慮なく走りました。

峠も平地も雨の中も街中も走ってみた感想・インプレッションです。

走ったのは東名-西湘バイパス-箱根-朝霧高原-富士五湖-道志みち-中央高速-東関東道-犬吠埼-外房など合計922kmです。

コーナリングは快適

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YAMAHA MT-09

YAMAHA MT-09で1泊のツーリング行ってきた感想です。

  • 軽くてとり回しが楽。
    接地感もあるし、高速道路でも安定感がある。
  • 公道を走っていてパワー不足を感じることはない
  • 足つきが悪い(シートの高さだけでなく、幅も広いので足つきが悪い)
  • ガソリンタンクの容量が小さめで、航続距離がやや心配
  • サスペンションが柔らかく、特にフロントの沈み込みが大きく好みではない。

サスのフワフワ感が気になりましたが、楽っていて楽しいバイクでした。

重量空のリッターバイクのように、ドカッとした質量感を志向したバイクではなく、軽快な旋回や加速を楽しむ感じです。 続きを読む YAMAHA MT-09

YAMAHA MT-03

MT-01_at_Miura回転数で表情が変わる

3000回転くらいだと、おとなしいバイクです。
アクセル開けたら飛び出すようなこともなく、安心して乗れます。

5000回転くらいから、だんだん元気なバイクになってきます。
元気に走りたいときは、意識してギアを低めにしてエンジンを回してあげると期待に応えてくれるバイクです。

MT-25ほどの高回転は必要ない

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YAMAHA MT-07

軽い

MT-07(沖ノ島)とても軽くて、中型二輪の感覚で乗れました。

乗る人の操作に素直に応じててくれる感じがあります。
自由に操れる感じがとても良好です。mt-09_sotobou

反面、大型らしいドッシリ感はありません。

重さのあるバイクは、ドシッと地面にタイヤを押し付けるような重厚なグリップ感があり、速度が出ると多少のことではフラフラしない安定感があって、バイクに任せておけば安心な感じがあります。黙って乗っていれば楽々安心な感じがします。
MT-07は加速や減速、路面の段差や凹凸、ライダーの体重移動などで姿勢が簡単に変化する中型のような感じです。

取り回しも楽々です、250ccのバイクより軽いですから。

400ccのCB400 SFの200kg、Ninja400の209kgより軽いです。

  • 244 ㎏ Honda VFR800X
  • 229 kg Kawasaki Z800
  • 220 kg Honda NC750X ABS
  • 211 kg Ninja 400 ABS
  • 206 kg グラディウス400 ABS
  • 202 kg BMW F800R
  • 200 kg Ducati 959パニガーレ
  • 196 kg CB400X ABS
  • 194 kg CBR400R ABS
  • 186Kg DUCATI SCRフルスロットル(800cc)
  • 186Kg BMWのBMW F700GS
  • 185Kg トライアンフ デイトナ675(675cc)
  • 182 kg MT-07 ABS

250cc と比較しても軽いです。
250ccのGSR250は183Kgですが、688ccのMT-07は182kgです。
ABS なしのMT-07なら179㎏ です。
250ccで207Kgのスクータ、フォルツァZより12%も軽いです。

リッターバイクは、MT-07より人間1人分重くなっています。

  • 268 kg Ninja ZX-14R
  • 266 kg GSX1300R隼
  • 246 kg CB1100
  • 245 kg XJR1300

軽いバイクは多い
182KgのMT-07と同等に軽い700cc級バイクも多々あります。

  • 153Kg KTM 690 DUKE(690cc)
  • 176Kg DUCATI Monster 696(696cc)
  • 182Kg トライアンフ STREET TRIPLE 85(675cc)

海外メーカーの700㏄級は軽い車種が多い気がします。

ツーリングも快適

続きを読む YAMAHA MT-07