Oodanadatta Track
オーストラリアのOodanadatta Trackを走ってきたので、参考情報です。
発音はウーダナダッタとか、ウードゥナダッタ とか言われてました。
Oodanadatta Track
870キロから260キロまで何種類かのルートがあります。
- 260km: Lyndhurst-Marree-Roxby Down
- 480km: Lyndhurst-Marree-William Creek-Coober Peddy
- 870km: Lyndhurst-Marree-William Creek-Oodanadatt-Marla
Oodnadatta Trackの通行規制表示板
LyndhurstからMarreeは、Oodanadatta Trackではないようですが、Lyndhurstの北5キロほどの地点からダートです。
水やガソリンが補給できる場所は、Marree、William Creek、CreekOodanadattの3か所です。
ダートの状態
固めた土の路面です。深いコルゲーションが続く部分、浅いコルゲーションの部分、砂利に覆われている部分、砂がふき溜まっている部分などがあります。
高速走行可能
遠くの車が砂煙でわかる
100㎞/hで以上の速度でガンガン走っている人もいます。
80km/hから90km/hで走っていてビューと追い抜かれました。
見通し良好
木が無く、山も無く、遠くまで見通せる荒野の中のダートです。
対向車が居れば、砂煙があがっているのが、かなり遠くからもわかります。
ブラインドコーナーが無く、道幅も広いので、対向車の心配なく走れます。
Oodnadatta Trackを歩く牛の群れ
牛やカンガルーも出没していますが、見通し良いので対応できます。
平地の直線
道の起伏はあり、登り下りはありますが、急坂はありません。
直線や緩いカーブばかりで、タイトなコーナーもなく直線です。
道幅広い
四輪がすれ違える道幅があります。
路肩は砂だだったり、傾斜していたりして、バイクを停めにくいので、休憩できる場所は限られます。
砂はある
Oodnadatta TrackのSand Patch
砂の吹き溜まりや、砂に覆われた区間もあります。現地の人は、Sand Patchと言っていましたが、砂に覆われた路面が数百メール続いている場所もありました。
深さは、深くてもくるぶしが埋まるくらいまでした。
砂の深さや、場所は、風の強さや向きなどで変わるそうです。
トライアル的要素はなし
大きな石や岩がゴロゴロしているガレ場はありませんでした。
クレパスのような深いワダチもありません。
フロントアップで超えていくような岩や段差もありません。
急坂も、アクセルターンやブレーキターンで旋回していくようなコーナーもありませんでした。
ダートの変化
ダートの状態は以下の要因などで日々変わるそうです。
波状の凸凹になる路面(コルゲーション)になるのも、わだちが凹んでくるのも、主に四輪の走行が原因です。
砂が積もるのは風が原因、風で砂が吹き払われることもあります。
路面の状況は以下の要素で変わります。
1. 整地(grading)後の日数で路面悪化
ダートは定期的に整地(grading)をしています。
整地(grading)から日が経つにつれ、路面が荒れてきます。
2. 休日の有無で路面悪化
整地(grading)の後、ホリデーシーズンで通行量が多いと、短期間で荒れます。
3. 風が砂を支配
風で砂が運ばれてきて吹き溜まり(Sand patch)ができたり、
風で砂が吹き飛ばされて砂がなくなったります
4. 雨
直近の雨はなかったのですが、路面が濡れると、たいへん滑りやすくなるそうです。
川に橋もかけずに道路にしているので、路面=川底 となっている所がいたる所にあります。
雨の後以外は、川は枯れているので普通の道路ですが、雨が降れば道が川にになり水没しているそうです。
雨で封鎖も
雨が降ると、ルートは閉鎖されるそうです。
雨が止んでも、川の水が引くまでは閉鎖です。
Oodanadatta Track沿いにあるLake Eyreは、標高マイナス4メートルの低地なので、雨が降ると水が集まってくるそうです。