ブロックタイヤの性能

モトクロスタイヤ(左)とエンデユーロタイヤ(右)

水が多いので、走っても走っても、泥が柔らくヌルヌルしたままです。
泥濘のある草地をバイクが耕してドロドロ
固い土の上の滑らかな泥で、オイルを塗ったようなツルツル路面です。直線なのに4輪が蛇行してしまったたワダチが残っています。

ツルツル、ヌルヌルの泥の中で走り、モトクロス用タイヤの威力を泥道で実感しました。

後輪への荷重を増やしつつアクセル開ければ、何とか滑らず前に進みます。

加速で前輪が浮かないように前に荷重をもっていくと、アクセル開けても後輪が滑って前に進む力が抜ます。

後輪に乗って、滑ったら前輪でバランスとるつもりで走っていれば、滑りますが、パニックにならずに走っています。

砂の中を前輪浮かして走る時より後輪が滑るのでスリルあります
前輪だけは滑らないようにと、前輪へ荷重ししてても、直線でさえ泥に流されて前動輪同時に滑ります

タイヤのエッジを押し付ければ車体を傾けても横滑り制御可能な滑りで収まります。

外足でステップを踏みつけてタイヤを押し付けていないと、どこまでも滑っていきます。
うかつに内足つくと、外足でステップからタイヤに伝える荷重が抜け、バイクがスリップダウンします。

こんな走りができるのは、モトクロスタイヤのおかげです。

泥をつかむことができる突起と、突起の間の深い隙間が、タイヤのエッジまでびっしりついていることの威力を感じました

突起が低かったり、ブロックが大きく地面に突き刺さる感じなかったりするエンデューロタイヤやトレイルタイヤでは、ここまでの泥はだと対応できそうもありません。