回転数で表情が変わる
3000回転くらいだと、おとなしいバイクです。
アクセル開けたら飛び出すようなこともなく、安心して乗れます。
5000回転くらいから、だんだん元気なバイクになってきます。
元気に走りたいときは、意識してギアを低めにしてエンジンを回してあげると期待に応えてくれるバイクです。
MT-25ほどの高回転は必要ない
7000回転くらいから元気が出てくるMT-25と比べれば、低い回転域でも元気なバイクです。
MT-03のレッドゾーンは12500回転です。MT-25のレッドゾーは14000回転より、1500低くなっています。
この点をみても、MT-25より中低速で元気なバイクです。
とはいえ、5000回転くらいないと、まったりとした乗り心地になってしまいます。
低回転はスカスカ
MT-03でギアチェンジをさぼって回転数が落ちると、前に進んでくれない感じがしてしまいます。
2000回転程度に落ちると力がなくて、スカスカな感じです。
320ccのMT-03と、400ccのCB400を比べるのは、どうかなとは思いますが、CB400だと2000回転くらいても、エンジンが頑張ってくれます。
CB400は、3速発進して3速固定のままでも町中なら走行できますが、MT-03だと3速固定は無理があります。
安定感をMT-07と比べれば、当然ですが、親子ほどの差があります。
高速道路で安定感あり
165kgですので、路面をしっかり押さえるような重量感はありませんが、自転車のようなヒラヒラした軽さもありません。
高速道路の右端レーンを走っても安定していて良い感じです。
5㎏軽い160kgのVTR250は、自転車のようにヒラヒラした感じがして、下道を走るのは楽しいバイクですが、高速での安心感はいまひとつです。右端のレーンを後続車を気にしなくて良い速度で走るならVTR250よりMT-03の方が好きです。
峠で軽快
ハンドルの切れ方は自然で、気を使うようなところはありません。
体重移動にも軽快に反応して、切れていってくれます。
グリップ感もあり、フワフワ浮くような感じはありません。
峠はギアをキチンと選べば、快適です。
道の勾配が応じて小まめにギアを変えてあげないと、トルク足りずに、気持ちだけ前に進んでバイクがついてこないことがあります。
ちゃんとギアを変えてやりさえすれば、元気に走ります。
燃費はリッター25㎞
ガソリンタンク容量は14リットルで、13リットルのMT-07より沢山入ります。
給油なしで200kmくらいはまでは、平気です。
ガス欠まで300㎞くらいです。
乗車姿勢
ネイキッドのポジションですが、前傾はやや浅めです。
乗っていて楽です。
なぜか、バックミラーでの後方視界が良くありません。
位置をいろいろ調整したのですが、ダメでした。
謎です。
スタンドが微妙
停車した時、左側への傾きが大きいきがします。
止める場所が平らかどうか、他のバイクの時より気になります。