エアバック用ボンベ機内持ち込み

エアバックのボンベは、飛行機への持込みは、機内持ち込みも預入もOKです。

国内便は、国土交通省がOKを出しています(hit-airのサイトの説明)。ただし、ボンベ単体のみでは、持込みも、預け入れもNGです。

国際線でも、OKになっている国が多くあります。


アメリカのTSAサイトには、ライフベスト用の二酸化炭素のカートリッジは、ベストに装填した2本、予備の2本、合計4本まで、機内持ち込みも、預け入れもOKだと表示されています。
知らない係官もいるかもしれないので、TSAサイトをスマホで表示できるようにしておくといいかもしれません。
エアバッグと説明せず、ライフベストだと説明するのがポイントだと思われます。


イギリスのサイトには、Small cartridges fitted into a self-inflating life-jacket は、ベストに装填した2本、予備の2本、合計4本まで、機内持ち込みも、預け入れもOKだと表示されています。


ニュージーランドのASSサイトには、ライフジャケット用のDivison 2.2 gasは、機内持ち込みも、預け入れもOKだと表示されています。
知らない係官もいるかもしれないので、ASSのサイトをスマホで表示できるようにしておくといいかもしれません。
エアバッグと説明せず、ライフジャケットだと説明するのがポイントだと思われます。

ニュージーランド航空の日本に電話で確認したところ、バイク用のエアバックは予備カートリッジ含めて2本までは、機内持ち込みも預入もできるとの回答をもらいました。申告等は不要とのことです。

ただ、釣り用とかレジャーの用途だとカートリッジの容量50㏄までという制限があるようなことを言っていたので、バイク用だときちんと伝えたほうが良いと思われます。


救命具用のガスカートリッジは許容

国際民間航空機関(ICAO)のガイドラインは、救命具(life-saving appliance)用の非引火性非毒性高圧ガスカートリッジ(Division 2.2 gases)の機内持込みを許容しています。

救命具用ですので、ライフジャケットに限定せず、バイク用のエアバッグも包含されます。

Divison 2.2 gas は、国連が規定したクラス番号2.2のガスです。

第2区分「高圧ガス」の2.2「非引火性非毒性高圧ガス」のことです。

Hit-airのガスカートリッジは、二酸化炭素を高圧で詰めているので、「非引火性非毒性高圧ガス」です。