YAMAHA「WR250R/X」が生産終了になり、国産のオフロードバイクはHONDAだけになってしまいました。
生産終了になったオフ車
2008年の排ガス規制や2017年の排ガス規制などを節目に生産終了になったオフ車はたくさんあります。
- ヤマハ セロー250 生産終了
- ヤマハ WR250X 生産終了
- ヤマハ WR250R 生産終了
- ヤマハ TW225E 生産終了
- ヤマハ TW200 生産終了
- ヤマハ DT125R 生産終了
- ヤマハ トリッカー 生産終了
- カワサキ KLX250 生産終了
- カワサキ KLX125 生産終了
- カワサキ D-TRACKER X 生産終了
- スズキ DR-Z400S 生産終了
- スズキ DR-Z400SM 生産終了
- スズキ ジェベル250XC 生産終了
- ホンダ FTR223 生産終了
2008年9月からの規制で生産終了になったモデルは、生産から10年も経つと補修部品の入手も困難になってくる。中古で買っても厳しいかも
2017年9月以降も生産可能な排ガス規制クリア済みモデル
5月末時点で、2017年以降も生産可能な排ガス規制に適合しているの車種は、
- ホンダ CRF250L
- ホンダ CRF250M
- ホンダ CRF250 RALLY
- ホンダ CRF1000Lアフリカツイン
国産車では、CRFしか選択肢が無い・・・・
オフ車が絶滅危惧種になっているような気がします。
海外では、オフ車の生産を継続しているKTMなどのメーカーもあります。
とはいえKTM 125 XC-Wは、125㏄なのに定価 891,000円。250㏄のKTM 250 EXCは101万円です。
ホンダのCRF250Lは、定価497,880円です。
ホンダには頑張って欲しいです。排ガス規制クリア済みで、買いやすい値段のモデルのオフ車が無くなると、オフ車に乗る人が減って、ますますオフ車絶滅が近くなりそうな気がします。
KAWASAKIの、「KX450F」「KX250F」「KX100」、KTMの「KTM 125 SX」「KTM 250 SX-F」「KTM300 SX-F/450 SX-F」のような公道を走れない競技専用車だけが残って、公道走れるオフ車が絶滅なんてことになると、競技する人だけの狭い世界になってしまします
排ガス規制に対応する装備
排ガス規制対応装が、どれだけ重装備なのかは、排ガス規制対応をしていない競技専用のKTM 125SX と、公道走れる仕様のKTM 125 XC-Wを比較するとよくわかります。
KTM 125 XC-Wのタンク下、シート下にギッシリ部品が詰まっています。
マフラーもXC-Wのほうが長くなっています。
排ガス規制をクリアしいるホンダのCRF250Lも、部品がぎっしり詰まっていて、大きなマフラーが付いています。
「排ガス規制」対策の大きなマフラーや、「燃料蒸発ガス規制」対策のチャコールキャニスターなどを、どれだけコンパクトにまとめて搭載しているかは、KTM 125 XC-WとネイキッドのKTM 125 DUKEを比べてみると、実感できます。
ネイキッドやアドベンチャー、モタードで、軽快なオフ車の楽しさを味わうのは無理だと思います。