オーストラリアの蚊は、ロスリバーウイルス感染症起こすRRV:Ross River virusを媒介するそうです。
ロスリバーウイルス感染症の典型的な症状は、関節痛、関節腫脹(主に四肢の先端)、倦怠感、筋肉痛、発疹(体幹や四肢)、発熱、頭痛、うつ状態だそうです。
オーストラリア政府のRRV情報サイトを見ると、12月から3月までの4か月間が最も蚊が多い季節だとのこと。
RRVを媒介する蚊は、オーストラリア全土に広がっています。右上の地図の網掛け部分、オーストラリアとパプアニューギニアがRRVがある地域です。バイクで走る時、特にキャンプするなら、蚊の対策は必要なようです。
日焼け止めを使う場合は、虫よけ剤を使用する前に日焼け止めをつけるのが正解です。
蚊の居そうなジャングルだけでなく、砂漠のオアシス、アリススプリングでもRRVへの感染がしばしば起きていることが、ABCのサイトを見るとわかります。
RRVに感染しても、70~90%が症状を伴わない不顕性感染、もしくは軽度な症状を示す程度だそうなので、やや安心できます。