バイクが次々と生産終了

バイクが次々と終了になっています。

  • ホンダ・VFR1200/VFR1200X
  • ホンダ・シャドウ400
  • ホンダ・FTR(FTR223)
  • ホンダ・CB223S
  • ホンダ・APE(エイプ)100
  • ヤマハ・XJR1300
  • ヤマハ・VMAX
  • カワサキ・ZRX1200 DAEG
  • カワサキ・W800
  • カワサキ・エストレヤ
  • カワサキ・Dトラッカー
  • カワサキ・KLX250
  • スズキ・ブルバード400
  • スズキ・イントルーダークラシック400
  • スズキ・アドレスV125

などが新車で買えなくなります。

売れないから生産終了

生産終了の理由は、排ガス規制、騒音規制、ABS義務化などだと言われています。

しかし、排ガス規制も騒音規制も技術的にはクリア可能だし、ABSも搭載すれば良いだけの話なので、対応不可能ではありません。

対応すると、コストが上昇し、値上げになるので、対応しても販売台数が見込めないから、対応せずに生産を終了にしているのが実態です。

排ガス規制に対応して生き残ったVFR800F/VFR800Xの2017年モデルは、販売計画台数(国内・年間)

  • VFR800F 年間450台
  • VFR800X 年間350台

2車種合計で年間800台です。

フェラーリの日本国内での年間販売台数(2015年)が720台なので、VFXは、フェラーリ並みのレア度です。

フェラーリ並みの値段でバイクが売れれば、生産終了にならないでしょうし、販売台数が増えれば、大量生産でコストも抑えられるのでしょうが、値段の上昇の余地も、販売台数の上昇の余地も無いようです。

売れないバイクは、作らない/新型開発はしない、という決断がバイクが次々と生産終了している理由です。

国内専用モデルは終焉

生産中止になったZRX1200DAEGの2016年の国内販売台数793台だったそうです。
排ガス規制に対応して生き残ったVFR800程度には、売れているバイクでした。

しかし、国内専用で海外では販売されませんでした。

ビックネイキッド、400㏄の中型など、日本でのニーズに頼るバイクは、生産継続、存続がより難しくなっています。