セロー@ナライハ近郊の峠にて
モンゴルのオフロードをセローで400km走ってきました
路面は千変万化
雨の後のトレールが泥濘に
草に隠れた動物の巣穴、草で覆われたガレ場、大きな石や岩、草原に見えてタイヤが半分沈むような湿地、大小の川などがあるチャレンジングな道でした。
草の生えていなタイヤの踏み跡は、車も走れる斜度ですし、路面も見えるので、比較的安心して走れます。
モンゴル(テレルジ国立公園)の丘の上
踏み跡を外れて、丘や山に向かえば、急傾斜のガレ場、大岩、川や泥道などもあり、走行の難易度を上げることができます。
立ち入り制限はない
モンゴル(テレルジ国立公園)の川 道はあっても橋が無いのが普通でした
立ち入り禁止や、走行禁止の場所が無く、どこを走ってもOKでした。
道路でも、獣道でも、踏み跡、ワダチが全く無い草原、ガレ場の丘、谷、・・・・どこでも、好きな所を走れます
モンゴル(雨の後の草原)
現地の人が住んでいる家(ゲル)も、柵や塀で囲まれておらず、ゲルの近くを走っても問題ありません
ただし、ゲルには、たいてい番犬代わりの犬が放し飼いになっているので、近づきすぎると犬に追いかけられるはめになります。
柵が有ったのは、以前ロシア軍が駐留していた飛行場を囲う柵と羊や牛から畑を守る柵だけでした。
標識が無い
街以外では、標識を見かけませんでした。
人影の無い草原や、踏み跡さえ無い山河には、道路標識もありません
速度制限も無い
制限速度を示す標識もありません。
取り締まる警察は、待った
平坦な場所は少ない
モンゴル(丘の道)
ナライハ大草原と言われる場所も、真っ平な場所は多くはありません。
傾斜の無い平坦な部分が、何キロも続くような場所は限られています。
テレルジ国立公園という山間部に行けば、平滑な場所はさらに減ります。
どこを走ってもOKなので、勝手気ままにルートを選んでいたら、急傾斜のガレ場を下る羽目になって、怖い思いをしたこともあります。
適度に荒れている
路面は、石や砂利、ガレ場などがあり、適度に荒れています。
時々、穴や溝もあります。タイヤが余裕で落ち込むような大きな穴や、深い溝もあります。素晴らしい景色を見ずに、前方の路面ばかり見て走っていました。
わだちを外れて草地を走る時は、草で穴や溝が見えないことがります。小さな盛り上がりの向こう側に穴があったこともあります。
雨の後はぬかるみ

テレルジの山地では、雨の直後は、水たまりや、クリークが出現していました。
草地だと思って走ると、タイヤが半分以上埋まってしまう泥沼だったこともありました。
靴底がツルツルのモトクロスブーツの人は、泥で苦労していました。
爆走も可能
上手な人は時速100km超で爆走し、1週間で2000km以上走っていました。
爆走する人は、250㏄のセローではなく、パワーがありスピードが出る、YAMAHA WR250やKTM EXC などのオフ車を選んでいました。
サポートカーは必要
幹線道路以外では、ガソリンスタンドを見かけませんでした。
山や草原では、人家(ゲル)さえ見当たらない所もありました。
ガソリンやパーツ、工具を積んだサポートがカーが、宿泊地に先行してくれていて、宿泊地で給油をしていました。
店も、コンビニも、自販機も、水道もないので、水や食料も運ぶ必要があります。
水や食料、荷物もサポートカーに運んでもらいました。
水やガソリンを何日分も運ぶためには、サポートカーが必要です。