手術用の手袋をして雨の中ツーリングしてきました。
防水性ゼロのメッシュグローブの下に、手術用手袋を着用すると、並みの防水手袋より快適でした。
1、2万のバイク用防水手袋は、新品の時は優秀ですが、何度も使用していと性能劣化してきます。
手術用手袋は、手入れ不要ですし、性能劣化が無いので、優秀です。
手術用手袋 | バイク用防水手袋 | |
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浸みこみ・ |
水は通しません | 耐水圧1万から4万程度です |
蒸れ・ |
透湿性ありません。 台所用ゴム手袋よりはるかに薄く、素手感覚の0.06mmなので、それほど蒸れません。 |
ゴアとかは透湿性はありますが、厚手なので、冬以外は暑くなり、手に汗かきます |
手首から の浸水 |
手首のほうまで長いので水が入りにくいです | ショートタイプは手首から水入ります |
中(内側)が 濡れた時 |
濡れたら、捨てて新品と交換(両手で20円以下) 休憩の都度交換しても安価です |
中が濡れてしまうと簡単には乾きません |
外側が 濡れた時 |
外が濡れても、防水性に影響ありません。 透湿性はもともとありません。 |
外側の素材が撥水性を失いずぶ濡れになると、水の中に手を入れたような状態になり透湿性は失われます。 ドライヤー等で熱すると性能劣化の心配があるので自然乾燥 撥水スプレー等利用し、浸水しないよう手入れをすることも吉 |
保温性 |
極めて薄く、保温性はありません 風を通さないので、防風ライナーとして着用できます。 冬場に外側のグローブがビショビショに濡れると冷水に手を入れた状態です |
濡れなければ良好です。 濡れると、なかなか乾かないので冷たいままです。 外側の素材がビショビショになると、冷水に手を入れた状態になるのは、手術用手袋と同じです。 |
夏の利用 | メッシュグローブの下に着用すると暑くなりません |
夏は暑いです |
値段 | 100枚(50ペア)で1000円程度 | 3千円から3万円くらい |
携帯性・ 持ち運び |
コンパクトです。 紙のような厚さしかなく、折り畳みも自在です |
かさばります。 折り畳むと痛む気もします。 |
操作性 |
手術用手袋の上に装着する手袋次第です。 手術用手袋は操作性に影響与えません |
厚手なのでゴワゴワします。 |
耐久性 |
グローブの下で使っていると、1日以上持ちます 脱いだら捨てて、新品使います。 1日5回交換しても100円以下です |
油や汚れが大敵なので、こまめに洗濯洗濯して自然乾燥 洗剤の界面活性剤が残ると耐水性能が劣化するので、すすぎは念入りに |
手術用手袋を、バイクのメンテの時に装着していると、油で真っ黒になった手を、洗う苦労がありません。
超薄手なので、工具も問題無く使えます。