海外ツーリング:機内持込み

海外ツーリングの荷物を、機内持ち込みだけにして、預け入れ無しにしようと思い、国際便で持って行ける荷物を調べました。

追加料金なしのエコノミーで持って行ける荷物は3つです。

  1. 機内持込みバック(キャスターバックとかです)
  2. 機内持込みする身の回り品(ハンドバックやPC用バックです)
  3. 預け入れ荷物(スーツケースとかです)

それぞれの制限は以下のとおりでした。航空会社によってはヘルメットの機内持込みが難しい場合もあるので要注意です。

機内持込み:ヘルメット不可の場合も

機内持込みは、三辺合計115cmから118cm以下(航空会社によって異なる)のバックまでOK(無料)です。

三辺合計115cm以下ならヘルメットも機内持込み可能です。

ただし、三辺合計ではなく、各辺の最大長を規定している航空会社があるので要注意です。

右は、ユナイテッド航空の制限ですが、機内に持ち込む荷物は、、「機内持込み手荷物」でも「身のまわり品」でも、厚さ/奥行が22㎝までに制限されています。

22cm以上持込み不可だと、ヘルメットを縦にしても横にしても、持ち込めません。

重さは、7㎏から10㎏(航空会社により異なる)までOK(無料)です。
ヘルメットが重さ制限を超えることはありまんせん。

レーシングバックの機内持込み

ヘルメットバッグは普通のキャスターバックには入らないので、レーシングバックや、ヘルメットバック、スポーツバッグなどに入れることになるかと思いますが、レーシングバックだと、機内持込みサイズ制限である三辺合計115cmは超えてしまいます。

ヘルメットを機内持込みするなら、ヘルメットバックか、小さめのスポーバックに入れることになるかと思います。

ヘルメットを機内持込みすると、ほぼヘルメットだけで制限サイズに近いので、収納余力は無くなってしまいそうです。

身の回り品

機内持ち込み用バッグ1点の他に、身の回り品1点も無料で持ち込めます。

身の回り品のサイズ制限を明記していない航空会社も多数ありますが、明記されているサイズは小さめです。

【身の回り品サイズ制限】

ヘルメットバッグは、35cmx30cmx30cm=95cm 程度だし、重さも2㎏程度です。
身の回り品扱いで持ち込むのは厳しそうです。
チェックゆるければOKだけど、追加料金請求されたら文句が言えないサイズです。
半ヘルとかならなんとか身の回り品サイズに納まりそうですが、ジェットやフルフェースはムリです。

追加料金ゼロで身の回り品として持ち込むの、A4が入る程度の大きさの厚が10cm程度のバックまでにしておくほうが安心です。

預け入れ荷物

サイズ

国際便の預け入れ荷物は、50cm×60cm×120cm以内くらい(航空会社により異なる)まで追加料金なしで預け入れられます。

バイクのツーリングに持っていく程度の荷物ならサイズオーバーしそうもありません。
預け入れサイズ上限ギリギリの荷物を持っていくと、どうやってバイクに積むかで悩むことになりそうです。

重さ

23kgくらい(航空会社により異なる)くらいまで追加料金不要です。

普通の海外旅行より重くなる要素は、多く見積もっても、ヘルメット2㎏、ロングブーツ3㎏、エアバッグ1㎏の合計6㎏くらいです。

バイクので快適に走るために、荷物を減らす工夫をするので、23㎏もあれば余裕です。

ヘルメットの収納は課題

海外旅行用のスーツケースには、ヘルメットが入りません。

大型スーツケースでもヘルメットを入れるとフタがしまらない。深さ/奥行/厚さ不足です。
ヘルメット入れるなら、35cmx30cmx30cm程度の空間が必要。

スポーツバッグなが入るが、柔らかいので、ドンと投げられたらヘルメットに衝撃が伝わるので嫌です。

レーシングバックの預け入れ

容量約120リットル程度のレーシングバックに、ヘルメット(約100㍑)を入れると、バイクに積む荷物(パニアとトップバックで約60㍑)と、ブーツなどは入りきりませんが、機内持込み荷物と身の回り品の合計約40リットルあわせると、60リットルがあるので、ヘルメットの中にも荷物を詰めるなどすると収まりそうです。

ただし、レーシングバックには、鍵の問題があります。アメリカとかだとTSAロックも考えなければなりません。