海外ツーリング:安全規格

ニュージーランドでのツーリングに持っていくも物を考えていたら、国ごとに装備の安全基準が違うことに気づきました。

日本で使っている装備でそのまま走ると、もしかしたら違反になるかもしれません。

ヘルメット

ニュージーランドでは、以下の3種類の安全規格がうち1つ以上に合格したヘルメットが必要です(ACCの運営する安全運転サイトの説明)。

  • US Snell (M 2000),
  • European (CE規格 ECE 22.05)
  • Australian (AS 1698).

JIS規格は海外で通用しませんので、SHOEIとかのヘルメットでもJISもみ対応品をニュージーランドで使うのは、微妙です。

とはいえ、どこまで厳しく取締りをしているのか、保険金の支払いなどにどう影響するのかは、わかりません。
新しいヘルメット買うなら、JIS規格しか合格していないヘルメットよりSNELLとかCE規格対応ヘルメットを買う方が無難です。

グローブ

ニュージーランドでは、バイク用グローブは、CE規格( EN 13594)適合品が求められています。

EUでもバイク用グローブは、新規則EN13594:2015により2016
年4月からCE認証が義務化されています。来年くらいにはヨーロッパも走るつもりなので、CE認証グローブが欲しくなります。

CE対応グローブは結構あります。

CE認証は、拘束性, 耐摩耗性, 縫目耐性, 破断耐性, 衝撃・こすれ及び衝撃吸収性、カバレッジ、 サイズなどの基準を全て満たしているか認証試験で確認して取得します。

グローブのCE認証は、

  • クラス1(ナックル・プロテクター無)
  • クラス1(ナックル・プロテクター付)
  • クラス2(ナックル・プロテクター付)

の3種類があります。

ブーツ

ブーツはCE規格(EN 13634)適合品が求められています。
海外メーカーのブーツにはCE規格に対応した製品が多くあります。

その他

ジャケットやパンツ、ボディプロテクタに求められる安全規定はありません。