燃料電池二輪自動車等の技術基準を、世界で初めて策定したと国土交通省が発表しました。
二輪車特有の要件を盛り込んだ高圧ガス燃料装置の強度や構造、取付方法などの安全基準になっています。
圧縮水素ガスを燃料とする二輪自動車・側車付二輪自動車に搭載する燃料容器を保護する強度、構造、取付け方法などの技術的要件が主です。
具体的には、
- 転倒時にガス容器と容器附属品(容器安全弁など)が、路面と直接衝突しないこと
- ガス容器が衝突・追突時に保護装置を除く他の部品と直接接触しないこと
- 衝突しても、少なくとも1ヶ所でガス容器が車両に固定されていること
- 容器安全弁作動時の水素放出は、真下に向けて行うこと
といった基準が定められています。
高圧水素タンクも、ガソリンタンク並みか、それ以上に危ないようです。