疲れて手が動かず転倒しました。
転倒までの流れ
- 直線から右ターンを開始したのに、右手が反応せずアクセル開けたまま。
- 手は反応しないが、体は動いて体重移動したので、バイクはバンクし、セルフステアでハンドルは切れて行く。
- バンクして旋回が始まるのに、スピード出たまま。
- 当然タイヤがグリップしきれずに、スピード出たまま、スリップダウンしました。
手が動かなかった原因
朝から数千回の旋回を繰り返していたので、手と腕に疲れがたまり、手を握ったり、開いたりする操作が緩慢になっていたようです。
自分では、手や腕の疲労に全く気づいていませんでしたが、転倒した時は、アクセル戻そうと頭で思っていても、手が反応していませんでした。
旋回するコーナーが30ヶ所以上のある1周約400mのコースを40km走れば、3000回以上のアクセル開けたりブレーキかけたりしていることになりますが、いつものことなので、休まず走り続けていました。
転倒の被害
バイクは、転倒地点から100mくらい滑っていって、舗装の外の土にめり込んで止まっていました。
体はバイクから離れて、頭を下にして路面を30mくらい滑っていきました。
公道であれば、対向車に轢かれる/道路端の崖から落ちる/ガードレールや建築物に激突するなどの惨事になっていたと思います。
奇跡的に大きな怪我はなく、転倒後すぐにバイク回収に走って行けました。
腰や足は、打ち身で、あちこち青くなったり赤くなったりしていました。
車体や、ウエアやヘルメットは、何十メートルか路面を滑っていきボロボロになりました(大出費!)。
怪我がなかった理由
ブレーキかけなかったので、スリップダウンしたことが、怪我がなかった理由だと思います。
オーバースピード修正のためにあわててブレーキかけていたら、ハンドルは切れていたので、ハイサイドになり、バイクごと垂直方向に跳ね上がって、骨折くらいはしていたと思われます。
フロントブレーキを握る反応もできなかったことは幸運といえるかもしれません。
慢心を生んだ
その後、練習中に無理してハイサイドして骨折しました。
この時、打ち身だけで大怪我しなかったので、プロテクターしていれば安全かもしれないという油断が生まれ、リスクのある走りに積極的になっていたのが、遠因になっていたように思います。
反省
無理せず休憩しっかり取って走ることが、とても大切だと実感です。
プロテクターしているからといって、安心しないことです。
プロテクターしていても、激しく転倒すれば怪我します。