ニュージーランド南島をツーリングして課題だったことの1つが食事です。
食事ができる場所が無い
レストランが大きな街にしかありません。マウントクックのような有名な観光地でも、レストランはありませんでした。
クライストチャーチ、クイーズタウンなどの人の多い街以外では、レストランは無いと思った方が無難です。
道の駅やファミレス、ファストフード店、ドライブンインがありません。
町と町の間は、道があるだけで何十キロも建物ひとつ無いことが普通にあります。
建物が無いので、マックやケンタなどもありません。
露店や屋台がありません。
観光地に行っても、、焼きトウモロコシ、五平餅、焼きイカなどを売っている屋台はありません。
食堂や土産物屋さんがありません。
食堂はなく、ソフトクリームを売っている店もありまん。
饅頭、肉まん、Tシャツや木刀などを売っているお土産物屋さんもありません。
宿に夕食が無いのが普通です。
宿に到着しても、夕食は食べられません。
ベッド&ブレックファーストは朝食だけ、モーテルは食事提供なし。
ヒルトン、シェラトン、ホリデーインといったホテルは大都会にしかありません。近所のホテルのレストランに行くということもできません。
ビジネスホテルや旅館のような宿もありありません。
水もお菓子も弁当も無し
コンビニがありません。どこにもありませんでした。
自販機が全くありません。
ガソリンスタンドでは、水やスナックを売っています。
ガソリンスタンド見つけたら、バイクだけじゃなくて、ライダーにもエネルギー補給をしておかないと、お腹は減り放題、喉は乾き放題です。
自給自足が基本
食事ができる場所が無くて、コンビニも無くても、ほとんどの観光客は自給自足しているから困っていません。
レストランやコンビニが無いのは、利用する人が居ないことも理由ではないかと思われます。
キャンピングカー
キャンピング―カ―に、食糧、水を積み、自分たちで料理している人多いです。
観光客の半分以上は、キャンピングカーじゃないかと思うくらいキャンピングカーだらけです。
食材持ち込み
宿にはキッチンがあります。今回止った全ての宿に、キッチンがあり、食器やフライパン、鍋、まな板、包丁などが完備していました。
缶切り、チーズスライサー、ワインオープナーなどもありました。
みなさん食材を持ち込んで調理しています。
レストランは無くても、スーパーのような店は時々あるので、食材は買えます。
バイクだと、食材を積んでおくスペースが苦しいです。
いったん宿に入って、荷物を下して、スペースを開けて貝だしに行きました。
油断は禁物
ただ、スーパーをあてにしていると、食糧危機になります。
スーパーが100㎞以内に無いとか、18時で閉店とかで、調達できなかったこともありました。
川の水は飲めるらしい
店も自販機も無くて、喉が渇き放題だという話を地元の人にしたら、「川や湖の水は飲めるよ」と言われました。
たしかに、大自然の中の清流なので、飲めそうな気がしました。
でも、お腹こわしたら嫌なので、飲みませんでした。