BMW足つき比較

BMWのGSシリーズの足つきを比較してみました。

BMWのGSシリーズで、足つきが良い車種は、日本仕様のF700GS(スタンダード)でした。

ツアラーのR1200RT、スポーツのR1200RSより足つき良好です。

上のグラフは、横軸がシート高、縦軸がInner Leg Curveです。
標準シートの場合の数値です。標準シートが2段階調整できる車種は低い位置に調整した場合の数値です。

F700GS(JP:スタンダード)はRSやRTよりシート高が5㎜高くなっていますが、Inner Leg Curveは1710㎜と最も短くなっています。

R1200GSも日本仕様は足つき良好

日本仕様のR1200GSのプレミアムスタンダードモデルは、US版G650GSと同じシート高で、Inner Leg CurveはUS版G650GSより短く、足つきが良くなっています。
日本仕様のR1200GSのプレミアムスタンダードは、ローシートを標準にしているだけでなく、サスペンションも低くした日本仕様車です。

R1200GS Adventureでさえ、日本仕様のプレミアムスタンダードは、G310GSよりInner Leg Curveが短くなっています。

Inner Leg Curve

BMWは、シート高だけでなく、Inner Leg Curveの値も公開しています。

シート高が低くても、幅広だとInner Leg Curveが長くなります。

シート高の2倍がInner Leg Curveではありません。

車種 シート高 Inner Leg Curve
BMW F 700 GS:JPスタンダード 765㎜ 1710㎜
BMW R1200RS:JPスタンダート/US Low Sheet 760㎜ 1720㎜
BMW R1200RT:JPスタンダード/US Low Sheet 760㎜ 1740㎜
BMW F 700 GS:JPプレミアムライン 790㎜ 1760㎜
BMW S1000XR:JPプレミアムスタンダード 790㎜ 1790㎜
BMW R1200GS:JPプレミアムスタンダード 800㎜ 1790㎜
BMW G 650 GS:US 800㎜ 1810㎜
BMW R1200RT:US 805㎜ 1810㎜
BMW F 700 GS:US 820㎜ 1810㎜
BMW K1600GT:JPスタンダード 810㎜ 1830㎜
BMW R1200RS:US 820㎜ 1840㎜
BMW R1200GS Adventure:JPプレミアムスタンダード 840㎜ 1850㎜
BMW S1000XR:JPプレミアム 820㎜ 1859㎜
BMW G 310 GS:JP 835㎜ 1870㎜
BMW R1200GS:JPプレミアム 850㎜ 1870㎜
BMW R1200GS:US 850㎜ 1870㎜
BMW F 800 GS:JP 850㎜ 1880㎜
BMW S1000 XR:US       840㎜ 1894㎜
BMW F 800 GS:US 880㎜ 1930㎜
BMW R1200GS Adventure:JPプレミアム 890㎜ 1950㎜
BMW F 800 GS Adventure:JP 890㎜ 1960㎜
  • USは、アメリカで販売されている仕様
  • JPは、日本で販売されている仕様
  • 同じシートで高さ調整が可能な場合は、低い方の設定をした場合の値を記載