HONDAジェット順調

「ホンダジェット」が、月間5機ペースで納入されていようです。
2017年1月から3月までの3カ月で15機を納入したとHONDA JETが発表しています。

1機5億円なので、月間25億円、年間300億円ペースです。

売れている理由は、

  • 速い:最大巡航速度が時速782㎞
      (巡航ミサイル「トマホーク」巡航速度が時速800㎞)
  • 長距離を飛ぶ:航続距離が2265㎞
      (北朝鮮の弾道ミサイル北極星A1の射程が2200㎞)
  • 高く飛ぶ:最大運用高度43000ft 13.1km
      (FL430の空域まで飛べるので、ルートの選択肢が多い)
  • 素早い上昇:1分間で1216m上昇できる
       (F-15イーグルは1分で12000m上昇しちゃいます)
  • 離着陸距離が短い:離陸1220m、着陸920m
      (屋久島空港1500m滑走路、八丈島空港の2000m滑走路OK、
       調布飛行場、桶川市のホンダ空港は滑走路短くて着陸不能)
  • 静かな客室
  • 操縦が楽
    • エンジンスタート前のプリフライト・チェックは自動化
    • 着陸灯、標識ライト、防氷装置、トランスポンダーの設定が自動
    • ウエイト&バランス(重心位置設定作業)が簡単
    • 飛行計画はタッチパネルで入力

とかだそうですが、「ホンダジェット」のような超軽量ジェット機の市場が縮小傾向なので、苦しいようです。

2020年末までに航空機事業の単年度黒字化が目指しているとのこと。