オフロードヘルメット YX-6

YAMAHAのオフロードヘルメット YX-6を買いました。 さっそく、雨もようのダートを走ってきました。

視界

視界良好です。左右も上下も十分広い視界があります。 バイザー(ひさし)の角度をグッと下げると、視界にひさしが入ってきます。
シールド角度調整
YAMAHA ZENITH YX-6 頭頂部の調節ネジ
YAMAHA ZENITH YX-6 頭頂部の調節ネジ

シールドの角度が無段階で調整できるようになっています。

頭頂部にある黒いネジを緩めて、シールドをずらし、角度調整をします。

泥とか砂粒がついている状態で、これを動かす時と、帽体のペイントに傷が残りそうな予感がしたので、泥が付いた後は角度調整はしませんでした。

重さ

重さは、1日中走行しても気になりませんでした 1.6kgあるので、長期間ツーリングに使うかどうか微妙ですが、数日のオフロードツーリングなら、重さが気になることは無いと思います

ベンチレーション

30度を超える気温だったので、ひたすら暑く、汗だくでした 真夏のオフロードは、どのヘルメットでも暑いのは一緒だと思います
あご
YAMAHA YX-6 アゴ開口部(開・閉)
YAMAHA YX-6 アゴ開口部(開・閉)

網つきの開口部が3つあります。 中央はシャッターで開閉可能で、左右は開きっぱなしです

外から見た開口部は通気性ありそうですが、インナーに開いている通気穴を内側から見ると、通気性が良さそうに見えません(右の写真)

頭長部

2つの開口部があります。どちらもシャッターで開閉可能

後部

左右に1か所づつ網つきの開口部があります。 左右とも開きっぱなしです。

スタイル変更にはドライバーが必要

バイザーの脱着や、シールドの脱着には、ドライバーが必要です。工具無しでの脱着はできません。 ちょっと立ち止まって、サッと、気軽にスタイルを変更できる感じではありません。
ZENITH YX-6 バイザー等脱着マニュアル
ZENITH YX-6 バイザー等脱着マニュアル
脱着せずに、オフロード用スタイルで使い続けると思います。

オフロードヘルメットの特徴的パーツとその役割

バイザー
  • 前走車が巻き上げた土や泥やからゴーグルや目を守るため
  • 日差しをカバーするためにも使用
競技でないないのなら、前の車に近づかなければ、バイザー無しで良いが、バイザーがないと見た目が変に見えると思います 高速道路等ではバイザーが風にあおられることもあり得ます なお、SHOEI VFX-WRの取説に「バイザーは、衝撃や圧力によって割れることがありますので、ゴーグルの着用をお薦めします。」と書いてありました。
チンガード/ノーズカバー
  • 顔面からこけた時に歯を折らないように保護します なぜか顔から着地するような転倒をすることがあるので、 ガードされていると安心します
  • 呼吸をしやすくするための工夫でもあります 息が荒くなりハアハアすることがありますので、 ノーズカバー部に開口部を設けて呼吸しやすくしてもいます 大き目の開口部は、メッシュフィルターなどでカバーして小石などを防いでいます。 たいして効果が無いように感じることもありますが、降るフェイスのヘルメットより口からの距離がある分、楽な気もします
  • 通気性は呼吸でゴーグルを曇らせないためでもあるようです
後頭部の凹凸
  • ゴーグルのバンドがずれないようにするためのゴーグルバンドストッパー
ゴーグルとシールド
ゴーグルの長所
  • ゴーグルは、汚れたり、傷ついたり破損したら簡単に交換できるので、視界確保に有利。
  • ゴーグル、視界のゆがみがシールドに比べて少ないことが多い 林道や岩場があるような所での高速走行なら、視界の広さと、明瞭さが大切に思えてきます。
シールドの長所
  • シールド仕様なら雨が顔に入っていきません。 ゴーグルだと、顔を濡らした雨は、首、襟へと入り、ずぶ濡れになります
  • 高速道路走行時には、ゴーグル仕様よりもシールド仕様のほうが疲れにくいです。
  • 脱着は、シールドのほうが、ゴーグルよりラクです。
  • 交換する際にお財布にやさしい 良いゴーグルは、交換レンズも高価です。ヘルメットシールドより、高価な交換レンズも多数です。