キャンプ用ツーリングバック選び

三密を避けるため、宿に泊まらず、キャンプ泊のみのツーリングをすることにしました

11泊12日の全ルートが、人口密集地の都会を避けるルートで、宿泊地も人の少ない山や海でのソロキャンプです。

ツーリングバックは140リットル分のキャパを確保しました

トップバックはGIVIの40リットル

鍵もかかるし、簡単に開閉できるので、走行中に必要になるかもしれない物を入れます

シートバックに求める条件

テントやシュラフ、着替えなどの宿泊地でしか使わない物を入れるために、シートバックも使います。
完全防水で、汚れても水洗いできるSEALLINE 40リットルを愛用していましたが、以下の条件を満たすシートバックを今回新たに買うことにしました。
  1. 50リットル以上のバック
    宿にとまるなら40リットルのSEALLINE 40L で2週間のツーリングもできたが、キャンプ用品があるので、さらに大きくしたい
  2. 60㎝を超えない長さのバッグ
    ハンドル幅90㎝はもちろん、シート幅の2倍のを超えない製品にしたい
    パニアなしなので横幅広すぎると垂れ下がってきそうで嫌なので
  3. 50㎝以上の長さがあるバッグ
    テントポールやマットが中に入れられるサイズが欲しい
    テントは雨や結露で塗れる前提だが、雨のようにキレイではない道路の水はねや、ダートの泥ハネから守りたいのでバックの中に入れる
    テントが雨に濡れたらビニールバックに入れてからバックに収納する 
  4. 40㎝を超えない縦幅のバック
    トップケースとライダーの間に固定するので縦(前後方向)の長さはこれが限界
  5. 無理なく固定できるバック
    バッグの生地に縫い付けたDリングをゴムで引っ張るような固定方法は強度に不安があるので、生地を引っ張らずに、バッグを上から抑える固定方法がよい 縫い方が強固であろうが、なかろうが、縫い付けの強度・丈夫さに依存しない固定補法にしたい
  6. 信頼性重視
    12日間、3000㎞をノートラブルで走りたいので、価格につられてチャレンジングな製品を選ばないようにする
  7. 完全防水で、雨も、泥ハネも気にしないで済むバッグ 
  8. ダートの泥はねや、濡れた路面からの泥水を気にせず走れるバックがいい
    晴れていても、前日の雨で水たまりや泥濘があって・・・という事態を避けたい
    バックは服のように替えがないし、洗えもしないので
  9. 開口部が広いバッグ
    SEALLINE 40L でもテントが入るが、開口部が狭く、中身の出し入れがしにくく、パッキングもしにくいので、大きく開くバックにしたい
  10. サブポケットや、簡易な荷物の取り出し対応、鍵は不要
    出し入れする物は、トップケースやタンクバックに入れるので、取り出しやすさは求めない。
    鍵も不要、トップケースがカギかかるので、鍵が必要な持ち物はそっちに入れます。

上記の条件に合うバッグが、エンデュリスタン トルネードドラムバックL 50リットル だったので、買いました

エンデュリスタン トルネードドラムバックL

エンデュリスタン トルネードドラムバックL の概要を書いておきます

  1. 容量:51L
  2. 長さ:61cm
  3. 横幅:32cm(高さも同じ)
  4. 固定方法:コンプレッションベルト2本でシートに押し付け
    • ベルト(ROKストラップ、2640円)は別売
    • ベルト幅が2.5㎝ある(ラフロのMF-4724パワータイベルトは3850円で幅2㎝)
    • ゴムがズーンと長く伸びないので、きっちリと締め付けている安定感があり
      荷物が揺れて少し小さくなってきても緩まない
    • 締め増しとか、緩めるとかの調整が自由自在
      ゴムベルトは締め付ける強さが、ゴムの弾力任せなので、張力の調整がやりにくい
    • シート幅に応じた位置に、ゴムの横ずれを防ぐトンネル状の穴がバックの側面にあるので無理のない位置でベルトをかけられる
  5. 完全防水防塵
    • 生地は3層構造のターポリン
      ナイロンの生地を外側はポリマーで、内側は赤いビニールで挟んだ生地です
      ナイロンは、1000D(糸9㎞で1㎏の重さ)のナイロンのようです。ストッキングのナイロンが80Dくらいなので1000Dは12倍以上太く丈夫な糸です。生地も厚く丈夫になります。
      コーデュラナイロンやバリスティックナイロンでなない普通のナイロンのようです。
    • ターポリンを溶着した構造で、縫い目のないドラムバック
    • 開口部はロールトップ(開口部を3回折り返してバックルで留める方式)
    • ロールトップはやや甘い
      SEALLINESのように開口部の密着度を高める工夫がないので、カヌーとかに使えるレベルの防水性は期待できない。
      バイクの場合も、浸水リスク軽減のため、後ろ(風下)に向くように巻いてます
  6. 開口部は役60×30cmくらいあり広い
  7. バック内側にメッシュポケットがあるが収納力なし、外側にポケット無し
  8. 中が赤いので、中の荷物が見やすい

検討したけど買わなかったバック

雨や泥はカバーをかけて防ぐなら魅力的なバック

防水、防汚、防塵じゃないので、雨の後の濡れた路面や、ダートではカバーに頼ることになるけど魅力的なバッグ
  • タナックス キャンプツーリングバック2
    ポケットあって小物を出し入れするに便利そう
  • ゴールドウィン ツーリングバック52
    アルミフレームがあって、型崩れしにくい
    シートへの固定が、荷物の増減に左右されず、しっかり固定出来て秀逸
    52リットルで幅62㎝、縦横は29×30㎝とほぼ正方形
  • ゴールドウィン ツーリング リアバッグ75
    幅が68cmで75リットル と特大
    幅48cmにすると43リットル
    縦横は33×35㎝

サイズが50リットルないけど魅力的なバック

  • ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) RR9026 AQA DRY テールバッグ
    容量40リットル
  • ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) RR5612 AQA DRY カーゴ
    50リットルあるが幅が 横幅が40センチ程度なので、テントが収まらない

安定して固定できるかが不明だったバッグ

  • タナックス MFK-244
    幅が狭く、高さが高いバッグ。
    背が高いのでシートへ固定した時の安定感にやや欠ける気がした(根拠なし)のでやめました。