一本橋の規定

一本橋の幅と長さ

一本橋の幅、長さ、高さ、傾斜      一本橋(直線狭路台)は、幅30cm。 長さは平坦部15m、傾斜部30cm(水平長29.58cm)です。

水平部の高さは5cm。

スタート地点から、傾斜部までは3mと規定されています。

通過時間

 前輪の接地面部の一部が、直線狭路台の平坦部にかかってから傾斜部にかかるまでの所要時間を測定することになっています。 大型自動二輪は、10秒以上で通過すると減点なし 普通自動二輪は、8秒以上で通過すると減点なし

減点

通過時間での減点

 規定(大型10秒、普通8秒)より、1秒毎に5点減 1秒未満は1秒に繰り上げて計算するので、 大型の場合9.8秒で通過すると5点減点、8.9秒だと10点減点です。

10点減点

  • ステップから足が浮くと「ふらつき(小)」判定で10点減点
  • お尻がシートから浮くと「運転姿勢不良」判定で10点減点

失格(危険行為として一発で不合格)

  • 台から落ちると「脱輪(大)」判定で不合格
  • 通過不能」判定で不合格
    • 台に乗り損なうと「通過不能」判定で不合格
    • 足をつくと「通過不能」判定で不合格
    • エンストすると「通過不能」判定で不合格

教官は

 教習指導員は、1本橋90秒以上かけて渡れるそうです。 ホンダ主催の全国自動車教習所教習指導員安全運転競技大会での一本橋予選通過タイムが90秒です。90秒でも10秒でも、基本は、

  • アクセル一定
  • 半クラッチ一定
  • 速度はリアブレーキで制御
  • 視点は遠くに

だそうです。
「前見て、アクセル、クラッチ一定で、足で抑えてやると、グッと安定しますよ。」
とのこと。